日本のフィギュアスケート次世代のエース、樋口新葉さん。
ジェット噴射がついているようだと評されるスケーティングのスピードや、パワフルなジャンプが魅力の選手です。
2020年には初めてトリプルアクセルを見事着氷し、2022北京オリンピックの出場権を手にしました。
そんな樋口新葉選手の活躍を支えているコーチ、岡島功治さんに注目が集まっています。
樋口新葉選手のコーチである岡島功治さんについて、
- 経歴や現役時代の成績
- 樋口新葉さんと岡島功治コーチとの関係性
- 微笑ましいエピソード
について徹底調査していきたいと思います。
2022|樋口新葉のコーチは岡島功治で4歳から指導!
名前:岡島 功治(おかじま こうじ)
生年月日:1957年3月27日
年齢:64歳(2022年2月現在)
出身地:北海道
出身校:日本大学
樋口新葉選手のコーチは岡島功治さんです。
樋口新葉選手は3歳の頃からフィギュアスケートを始めていますが、岡島功治さんがコーチとなったのは樋口新葉さんが4歳の頃。
幼い頃から樋口新葉さんのコーチを務めている岡島功治さんですが、樋口新葉さんについて「身のこなしが天性のもの」と、その才能を評しています。
2022年現在、樋口新葉さんは22歳なので実に18年もの間、苦楽を共にしているということになりますね。
長い期間の師弟関係に、強い信頼関係と絆で結ばれた2人なのだということが分かります。
樋口新葉のコーチ・岡島功治の経歴と現役時代の成績がすごい!
岡島功治コーチは、元フィギュアスケート選手です。
ここでは樋口新葉さんのコーチ、岡島功治さんの経歴や現役時代の成績について見ていきたいと思います。
- 1976-1977年 浅野奈穂子とペアで全日本選手権3位
- 1978-1979年 加藤はま江とペアで全日本選手権3位
- 1979-1980年 竹崎睦とペアで全日本選手権2位
ペアスケーティングを専門とし、現役時代は全日本選手権で2位や3位と、輝かしい成績を残しました。
現役引退後は、新松戸アイスアリーナ(千葉県松戸市)のコーチを経て、現在は明治神宮外苑アイススケート場(東京都新宿区)の専任コーチとなっています。
樋口新葉さんとの出会いはここだったのですね。
岡島功治コーチは樋口新葉さんの他にも多数の選手の指導・育成に関わっています。
- 岸本一美
- 鳥居拓史
- 武田奈也
- 石川翔子
- 西野友毬
- 松岡あかり
ベテランから若手までの指導に関わっており、非常に経験豊富なコーチだということが分かりますね。
以上、樋口新葉さんのコーチである岡島功治さんの経歴について見てきました。
岡島コーチ自身もフィギュアスケーターだったとのこと、指導にも説得力が生まれますよね。
また、そんな経験から、選手の気持ちもよくわかると思うので、1人1人に寄り添った指導が出来そうです。
数々の選手を育成しているところから見ても、人気のあるコーチの1人なのではないかと思われますね。
樋口新葉とコーチ・岡島功治関係性やエピソードまとめ!
そんな強い絆で結ばれた樋口新葉さんと岡島功治コーチですが、その関係性はどのようなものなのでしょうか。
具体的なエピソードについても併せてみていきましょう。
①関係性
樋口新葉さんと岡島功治コーチの関係性は、まさに家族のような関係性と言えるのではないでしょうか。
普段のキスアンドクライの様子を見ると、2人の関係は比較的ドライに見えますが、印象的だったのは2021年全日本選手権での1コマ。
オリンピック出場を賭けた最後の戦いである全日本選手権のフリープログラムでした。
最高の演技を終え、オリンピック出場を決めた樋口新葉さんは、岡島功治コーチとリングサイドでガッチリと抱き合いました。
この時、岡島功治コーチの発した言葉は「よかったね」だけだったようですが、樋口新葉さんはハグで何かを感じ取ったと言います。
“「抱き合ってはいたんですけど、ほぼ何も話していなくて、「よかったね」と言ってもらっただけで、それを聞いているだけだったのですけど、ハグで何かを感じ取りました」”
Web Sportiva インタビューより抜粋
4歳から2022年現在に至るまで、嬉しいことも辛いことも一緒に乗り越えてきた2人の間には、言葉を超えた信頼関係が成り立っているように思います。
そんな姿はまさしく、家族のような強い絆で結ばれた関係性と言えるのではないでしょうか。
さらに樋口新葉選手は世界選手権後のインタビューで、岡島功治コーチに対する感謝の気持ちをこう語っています。
“「私はすごくわがままで、言う事を聞かない生徒だったんですけど、この4年間、諦めずについてきてもらい、試合でもいつもペースを乱さないようにサポートしてもらって、すごく感謝しています」”
Web Sportiva インタビューより抜粋
この言葉から、樋口新葉選手が良い時も悪い時も岡島功治コーチが粘り強く側で励ましてきたことが分かりますね。
樋口新葉さんはそんな心強い存在があったからこそメンタルを保つことができ、きつい場面でも良いパフォーマンスをすることができたのでしょう。
師弟愛が素晴らしいです。
②エピソード
樋口新葉選手と岡島功治コーチは長年一緒に過ごしているので、2人の関係が表れているエピソードもたくさんあります。
早速紹介していきたいと思います。
1.神宮リンクの1番の良さは岡島コーチがいること
樋口新葉さんは明治大学に進学するまでは、岡島功治コーチが務める明治神宮外苑FSCに所属していました。
樋口新葉さんは、そんな神宮リンクの良さについて「岡島コーチがいること」が一番大きいと話しています。
わざわざ自宅からは距離のある神宮リンクに通っていたほど、その信頼関係は強固なものだったようです。
幼い頃からの自分を知ってくれている存在というのは、やはり心強いものですよね。
2.平昌五輪代表落選
樋口新葉さんは、平昌オリンピックへの出場権を惜しくも獲得することができませんでした。
そんな時、岡島功治コーチの言葉に励まされ、前向きに練習することができるようになったと言います。
その時の岡島功治コーチの言葉とは
“「良いところとダメなところをしっかり見つけて、良いところはもっと良くして、ダメなところは克服できるように努力をすることも必要だし、しっかり心と体を休めることも大切」”
meispo.netより抜粋
というもの。
当たり前のことのように思えますが、大事なことですよね。
落ち込んでいる時ほど、自分のことを客観的に見れなかったりするので、自分とは違った角度からアドバイスしてくれる存在が近くにいてくれるのは心強いですね。
この時の言葉は樋口新葉選手の中でも印象に残っているそうです。
また平昌オリンピックの出場権を逃した世界選手権後のインタビューで岡島功治コーチは、
“「(樋口は)泣いていた。代表を決める大切な試合でミスしちゃいけない。勝ち取った選手はしていない。(五輪に)行かせてあげたかった」”
sanspo.comより抜粋
と話し、樋口新葉さんを気遣いました。
平昌五輪の落選は岡島功治コーチ自身も辛かったと思いますが、現状を冷静に把握し、どんなときでも真摯にインタビューに答える姿に、誠実な性格を感じます。
最後の一言、「行かせてあげたかった」こそ、この時一番感じていたことだったでしょうね。
3.お互いに影響し合う存在
幼い頃から樋口新葉さんの指導にあたる岡島功治コーチ。
小さい頃は、そこそこ厳しくされたりもしたようですが、成長と共に対等に話せることも増えたと言います。
今ではお互い別々の考え方に触れる中で、考え方が変わったり成長し合える素敵な関係を築いている様子。
長年一緒にいながらも、お互いへのリスペクトを忘れない姿勢は、とても大切なものですね。
樋口新葉の浅田真央批判5つはデマ!天才発言が原因で苦手、嫌いなアンチ急増!?
樋口新葉の高校・大学の学歴・経歴まとめ!スケート歴や始めたきっかけは?
樋口新葉は太ももが太い?いつから太ったのか時系列で画像検証!ダイエット方法もご紹介!
樋口新葉と樋口一葉は親戚?親が金持ちの噂や家族構成について徹底調査!
まとめ:2022|樋口新葉のコーチは岡島功治で4歳から指導!経歴や現役時代の戦歴が凄い!
今回は樋口新葉選手のコーチ、岡島功治さんについて徹底調査してきました。
調べてみると、
- 樋口新葉さんと岡島功治コーチは、樋口新葉さんが4歳の頃からの関係であり、長年苦楽を共にしてきた
- 樋口新葉さんのコーチである岡島功治さんは、元フィギュアスケーター。ペアスケーティングで全日本選手権2位の実力者である
- 樋口新葉さんと岡島功治コーチは、家族のような関係性と言えるが、お互いを尊重し合うことができる素敵な関係を築いている
- 樋口新葉さんと岡島功治コーチの間には、数々のお互いを思いやるエピソードが存在する
ことが分かりました。
今回、岡島功治コーチにスポットライトを当ててみると、樋口新葉さんの活躍はこの人の存在が大きいのだと改めて感じました。
言葉や態度に出すことは少ないながら、しっかりと自分のことを思ってくれる、優しくて芯のある岡島功治コーチの存在の心強さこそが、樋口新葉さんのメンタルを強くしているのだと思います。
今後の2人の活躍にも注目していきたいですね!