女性ねぶた師の北村麻子さんの年収について取り上げます。
史上初の女性ねぶた師ということで注目を浴び、青森のねぶた祭でも話題になりました。
巫女、アパレル店員、サービス業、OLなど職業を転々とし、ねぶた師になった北村麻子さん。
ねぶた師になったきっかけも気になりますね。
そんな北村麻子さんのねぶた師としての年収や、プロフィール経歴、ねぶた師になったきっかけを調査しました!
ねぶた師・北村麻子の年収は?
北村麻子さんのねぶた師としての年収は500万円ではないかと言われています。
まず、ねぶた師は地元企業などの団体から依頼を受け、ねぶたを制作します。
一般的に1団体1作成の費用は数千万円と言われ、制作期間は3~4カ月ほどです。
そのうちねぶた師へは300~500万円の報酬が支払われます。
北村麻子さんは1年に1度しかねぶたを制作しないとの情報もあることから、
1作成分の報酬が年収の基本となっていると思われます。
青森ねぶた祭の製作費のうちわけ
有名な青森のねぶた祭の製作費、および報酬のうちわけはこちらです。
総額約2,000万円です。そのうち、ねぶた師の報酬は約400万円で、その大半を材料費、人件費(電気関係・紙貼り等)に費やします。ですから、ねぶた師は本当にねぶたが好きでないとできませんね。
引用元:https://www.nebuta.jp/
制作費・・・2,000万円
材料費・人件費(戦記関係・紙貼り等)
差し引いた報酬・・・400万円
ねぶた制作には、材料費と人件費が1,500万ほどかかっているんですね。
北村麻子さんも、おそらく1制作400万円の報酬を受け取っているのではないかと思われます。
物販
北村麻子さんは、ねぶた制作以外にも、
- スニーカーのデザイン
- ネイルシール
- ねぶたキットの販売
- コラブパーカー
- オリジナル商品
の制作販売など行っています。
残念ながら中止になってしまった #ねぶた祭 への思いが強すぎて、
『ねぶたスニーカー』を作っちゃいました。#青森ねぶた祭 #スニーカー pic.twitter.com/e5UZhE0J65— まるごと青森 (@marugotoaomori) August 7, 2020
ネイルシール販売のお知らせ
この度、なんと私のねぶたがネイルシールになりました‼️
今年はねぶたのない寂しい夏になりますが、気分だけでもねぶたを味わいませんか⁉️
ネットショップBASEhttps://t.co/3kM1pnW5HZ pic.twitter.com/YjeS2YENYb
— 北村麻子 (@SgMPCgAq3c9dOJQ) July 17, 2020
今日の「わっち!!」はねぶた師・北村麻子さん考案の「ねぶたキット」を紹介。
新型コロナウイルスで中止になった青森ねぶたまつりへの思いから生まれたキット。
スタジオでねぶたの制作に挑戦!
食べて飲食店を支援する「テークアウト応援」は
県内各地で取り組む店舗とメニューを紹介。#wacchi pic.twitter.com/4AG85wNx8C— ATV青森テレビ PR (@atv6ch_PR) May 26, 2020
物販での売上が約200万円とすると、そこから経費を差し引いても100万円。(あくまで酢推定)
つまり、ねぶた師の年収と合わせて、500万円以上の年収があると予想できます。
ねぶた師・北村麻子のwikiプロフィールと経歴
ねぶた師・北村麻子さんのプロフィールをご紹介します。
名前:北村麻子
生年月日:1982年10月
年齢:39歳
出身:青森県
趣味:ガーデニング
職業:ねぶた師
北村麻子さんは、300年の歴史あるねぶた師で史上初の女性ねぶた師。
通常10年かかるねぶた師を、わずか4年でデビューしています。
北村麻子さんの父親も、第六代ねぶた名人位の北村隆さんです。
作品
北村麻子さんのねぶた師としてのデビュー作は、2012年の「琢鹿の戦い」です。
最優秀製作者賞を受賞しています。
デビュー作品とは思えぬ、力強い作品ですよね。
この作品には、東日本大震災直後ということもあり、「霧の腫れない状態から1日でも早く切りが晴れますように」との願いが込めれています。
この作品以降も、
2016年 「陰陽師、妖怪退治」 最優秀製作者賞、商工会議所会頭賞
2017年 「紅葉狩」 ねぶた大賞・最優秀製作者賞
2018年 「入雲龍」 市長賞 最優秀製作者賞
など、数々の賞を受賞しています。
結婚して旦那はいる?
北村麻子さんは、2012年に一般男性と結婚しています。
お相手は一般男性なので、詳しい情報が出ていません。
2015年10月に第一子の長女を出産し、2022年現在は子供は2人います。
しかし名前や顔画像などの詳細はわかっていません。
産後2か月で復帰したと言われており、ねぶた師が大変な職業であることも分かりますね。
そんな北村麻子さんが、ねぶた師になるきっかけについて、詳しく見ていきたいと思います。
北村麻子がねぶた師になろうと思ったきっかけは父親!
北村麻子さんが、ねぶた師になろうと思ったきっかけは、ずばりねぶた師でもある父親の北村隆さんの制作した作品です。
この作品は、「聖人 聖徳太子」です。
そして
・ねぶた対象
・最優秀製作者賞
を受賞。
北村麻子さんがどん底の時、父親の作品に
「父のねぶたを終わらせてはいけない」
と強く感じたそうです。
まとめ:ねぶた師・北村麻子の年収は500万?製作費2千万円の内訳も詳しく!
女性ねぶた師の北村麻子さんの年収について詳しく調査しました。
ねぶた師以外にも、物販などあるので、年収500万以上はあるのではないかと思われます。
ねぶた師は製作費2千万円とは言っても、ねぶた師の収入はさほど多くないことも分かりました。
今後、ますます話題になりそうな北村麻子さん。
注目していきたいですね!